2025-01-07
受験自治体を調べてみよう!①
~自治体ウェブサイト編

自治体とひとことで言っても、実は千差万別。 あなたはどんな自治体で仕事をしたい? 「どんな」を調べるコツ、教えます!

企業研究ならぬ、自治体研究をしよう
就職活動をするなかで、「企業研究は必須!」「IR情報をみるように!」と言われたこと、ありますよね。自分の希望とのマッチングを確かめるため、またその企業の信頼性や将来性を確かめるため、また、実際面接に進めば、その企業を知っていることが「強み」になる、というのがその理由です。 自治体の採用試験も同じです。「国家公務員と地方公務員の違い」や「職種の違い」さえ見極めれば、どの自治体でも公務員の仕事は同じ、なんてことはありません。自治体の特徴をよく知って、そして「このまちではたらきたい」と思えること。あなたのベストマッチを見つけることが、楽しくやる気をもって働く、大きな原動力になります。 では、どうやって調べたらいいのか。 簡単に調べられ、しかも情報量の多い自治体のウェブサイトにフォーカスして、その活用のコツをお教えします!
自治体のウェブサイト見てみよう
みなさんは、どこかの自治体(どこでもいいです)のウェブサイトを見たことがありますか? 見たことがある人は、「民間企業のウェブサイトと比べると、スタイリッシュさに欠ける」「やたらと情報量が多くて、逆にどこを見たらいいのかわからない」「どこの自治体も同じ感じ」という感想をもっているかもしれません。 そう、そうなんです。でも、だからこそ一度サイトを見るコツを掴んでしまえば、汎用性が高く、活用できるんです。  まずは、ブラウザで調べたい自治体名を検索します。たいていは、自治体名で検索すれば、その自治体のオフィシャルページがトップに出ます。URLが「~.lg.jp」なら間違いないので、安心してクリックしてください。 ○このタブが要チェック! 自治体のウェブサイトは、ページのトップがだいたい次のような感じになっています。自治体名があって、その下にカテゴリのタブがあって、その下のイメージにその地の名勝とかゆるキャラなどのトップ画像が配置・・・。 大事なのは、カテゴリのタブの「市政情報」「○○市について」「市の紹介」(ちょっと表現が違うこともあります)などとされているもの! ここが就活生にとっては宝の山です。 (ちなみに、ページの右肩にページ内検索があることが多いので、気になるワードで、ダイレクトに検索するのもいいですね) おすすめ① 市政情報>○○市の概要 概要には、人口や面積、産業構造、市の歴史、名産、気候の特性などが記載されています。どんな土地なのかを示すデータがわかりやすくまとまっています。人口の規模により業務範囲も変わりますし、地域特性により政策課題も異なるなど、働き方と大きく関係する要素です。 おすすめ② 市政情報>○長の部屋(○長の挨拶) 自治体の長からのひとことには、その自治体で大切にしていること、これから力をいれていく政策分野について触れられていることが多いです。はたしてあなたの目指す方向と合っているでしょうか? 今回紹介した上の2つは、まずは入り口、初級編の情報収集です。 気になる自治体、ここがいいかな、という自治体があったときの情報収集については、中級編で紹介します!

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