教養試験(国家公務員は基礎能力試験)
出題形式:多くは五肢択一式(四肢択一式の場合もあり)
解答数:40~60問程度
試験時間:75~180分程度
目指す得点:おおよそ6~7割
※いずれも試験により異なります。
教養試験を学習する上でのポイントは主に下記の2点です。
①多くの試験で出題され、かつ出題数の多い科目から学習
多くの試験で全出題数の5割程度を占めるのが一般知能分野(数的推理・資料解釈・判断推理・空間把握・文章理解〔現代文・英文など〕です。特に、数的推理・資料解釈・判断推理・空間把握といった科目は、公務員試験以外では触れる機会があまりない科目になります。まずは、この4科目をしっかりと学習してください。各科目(教養)の概要をご確認ください
②科目が多く範囲が広いため、ポイントを抑えた学習が必要
教養試験は、文系・理系問わず多くの科目が出題され、それぞれの科目の範囲も広いのが特徴です。例えば日本史は、縄文時代~現代までの中で公務員試験において出題されるのは1問または2問程度です。そのため出題頻度の高い時代・出来事に絞って学習することが大切となります。各科目(教養)の概要をご確認ください
また、東京消防庁の試験では、理系科目の出題数が多く、東京特別区では時事の出題が多いなど試験ごとによって科目の出題数に特徴があったりします。受験を検討している試験(団体)の傾向を掴むことも大切です。