2.試験区分(レベル)について(上級?初級?Ⅰ類?Ⅲ類?)

公務員試験の試験区分(レベル›)について説明します。この試験区分(レベル)は団体や試験ごとに表記が異なるので混乱しやすい部分でもあります。詳細は受験を希望する募集要項を確認していただくしかありませんが、ここでは大まかなイメージを理解してください。

試験区分(レベル)のイメージ

試験区分(レベル)というのは、その区分(レベル)で出題される問題の難易度を表していると思ってください。大卒程度の問題と高卒程度の問題では高卒程度の問題の方が難易度は低くなります。

ここで注意していただきたいのが、「上級」や「大卒程度」となっていても必ずしも大卒者(見込者)しか受験できない訳ではなく、同様に「初級」や「高卒程度」となっていても必ずしも高卒者(見込者)しか受験できない訳でもありません。ただし、受験資格に学歴制限がある場合は異なりますので、詳細は下のボタンから 3.受験資格について の ②学歴要件 をご確認ください。

3.受験資格について
例)●●市 行政 上級
受験資格:平成4年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた人(学歴は問いません。)
平成13年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に規定する大学(短期大学を除く。)またはこれと同等と認める学校等を卒業したか、令和5年3月31日までに卒業見込みの人
この場合、平成13年4月2日以降に生まれた人は、大学を卒業(令和5年3月31日までに卒業見込)でないと受験できませんが、平成4年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた人については学歴が関係ありませんので、中卒や高卒、短大卒、専門学校卒、大卒でも受験が可能です。
●●市 一般行政職 初級
受験資格:昭和62年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた者で、学歴を問わない。
この場合、試験区分は初級となっていますが、昭和62年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた方が受験可能となります。学歴を問わないとなっていますので、大卒、短大卒、専門学校卒、高卒、中卒でも受験は可能です。


TOP